「運動」と聞くと、ちょっと身構えてしまいませんか?
私もそのひとりで、ジムも長距離ランニングも続いたためしがありません。そんな私が、先日ふと思い立って始めたのが「ストレッチ」でした。
きっかけは、本当にささいなことです。夕方、立ち上がろうとしたときに「よいしょ」と声が出て、体がバキバキに固まっていることに気づきました。「これは、さすがにまずいかも」と思ったのです。
まず驚いたのは、自分の体の「固さ」
床に座って、足を伸ばして、前に手を伸ばしてみる。それだけの動きなのに、指先はつま先に遠く及びませんでした。
「え、こんなに届かなかったっけ?」
頭の中のイメージでは、もう少し曲がるはずだったのです。ところが現実の体は、想像よりずっと頑固でした。
最初に気づいたのは、ストレッチの効果ではなく、自分の体の今の状態でした。毎日ずっと一緒にいるのに、意外と知らないものなんですね。
「気持ちいい」と「痛い」の境目がある
次に気づいたのは、伸ばしすぎないことの大切さです。
最初は「しっかり伸ばさなきゃ」と力が入って、ぐいぐい反動をつけてしまいました。すると、翌日に体がなんとなくだるい。調べてみると、反動をつけたり、痛みを我慢して伸ばしたりするのは、あまりおすすめされていないようです。
ポイントは次のようなことでした。
- 「痛い」ではなく「気持ちいい」くらいで止める
- 反動をつけず、ゆっくり伸ばす
- 呼吸を止めない(吐く息に合わせると楽)
- 無理せず、できる範囲でOK
なるほど、頑張るものではなく、体と相談しながらやるものなのかもしれません。肩の力を抜いたら、不思議と体もゆるみやすくなりました。
呼吸が深くなっていることに気づいた
ストレッチの途中で、もうひとつ発見がありました。ゆっくり息を吐いていると、頭の中が静かになっていくのです。
一日中スマホやパソコンを見ていると、気づかないうちに呼吸が浅くなっています。ストレッチの時間は、その日はじめて「自分の呼吸」に意識が向く時間でした。
体を伸ばしているはずが、気持ちまで少し伸びていく。そんな感覚です。
続けるコツは「ハードルを下げる」こと
三日坊主の常連だった私が、今のところ続いている理由はシンプルです。
- 時間は1回3分くらい
- 場所は布団の上かソファの前
- 「寝る前に首と肩だけ」でもOK
「ちゃんとやる」より「とりあえずやる」。このくらい軽いほうが、結局は続くようです。
まとめ
ストレッチを始めて、最初に気づいたこと。それは、
- 自分の体が思っていた以上に固いこと
- 気持ちいいところで止めるのがちょうどいいこと
- 呼吸に意識を向けると、気持ちも落ち着くこと
でした。
劇的に体が変わったわけではありません。でも、「自分の体に目を向ける時間」ができただけで、毎日が少し丁寧になった気がします。
もし今、体がなんだか固まっているなと感じている方は、まず1分だけ、ゆっくり首を回すところから試してみてはいかがでしょうか。
※体調に不安がある方や、痛みが続く場合は、無理をせず専門家に相談してくださいね。