気づけば夕方。
今日、自分が口にしたものを思い返してみると、朝のコーヒー一杯と、昼のお茶が少し。水は、ほぼゼロでした。
こんな日が、私には本当に多いのです。
喉が渇いたと感じる前に仕事に集中してしまう。気づいたときには、頭が重い、なんとなくだるい、夕方には肩がカチカチ。「疲れてるのかな」と思っていましたが、よく考えると、ただ水分が足りていなかっただけという日も少なくなかったように思います。
そこで先日、思い切って水筒を買ってみました。
なぜ「水筒」だったのか
これまで、水分不足対策として試したことは色々あります。
- 「1日2リットル飲む」と決意する
- スマホにリマインダーを入れる
- ペットボトルを買い置きしておく
でも、どれも長続きしませんでした。
決意は3日で薄れ、リマインダーは通知をスワイプして消すだけの存在に。ペットボトルは、買ったことに満足して冷蔵庫に並んだままです。
結局のところ、私に足りなかったのは「やる気」ではなく、飲むまでの手間をゼロにする仕組みだったのだと思います。
「立ち上がって、冷蔵庫まで行って、コップを出して、注ぐ」。この4ステップが、集中している私には高いハードルでした。
ならば、手の届くところに常に飲み物がある状態を作ればいい。そう考えて、水筒に行き着きました。
選ぶときに気をつけたこと
せっかく買うなら続けたい。そう思って、次の3つだけは譲れない条件にしました。
1. 洗いやすいこと
洗うのが面倒だと、確実に使わなくなります。口が広くて、スポンジが奥まで届くものを選びました。
2. 保冷・保温ができること
ぬるい水は進みません。冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいまま飲める、というのは想像以上に大事でした。
3. 持ち運んでも苦にならない重さ
大容量は魅力的ですが、重すぎると外に持ち出さなくなります。毎日使う前提で、自分が持てるサイズにしました。
見た目も大切です。デスクに置いて「気分が上がる色」を選んだのは、地味に効いている気がします。
使ってみて、変わったこと
結論から言うと、水を飲む回数が、はっきり増えました。
何がよかったかというと、「飲もう」と意識しなくても、視界に水筒があるだけで自然と手が伸びるのです。パソコンの横に置いておくと、作業の合間、メールを返し終わったとき、考えごとで手が止まったときに、ふっと一口。
変化は、他にもありました。
- 午後の「ぼんやり感」が少し減った
- 間食に手を伸ばす回数が減った(喉の渇きを空腹と勘違いしていたのかもしれません)
- 「今日は水を飲めた」という小さな達成感が、地味に気持ちいい
もちろん、水筒を買っただけで体質が劇的に変わるわけではありません。ただ、体調の変化には個人差がありますし、「これが原因」と断言することもできません。それでも、毎日の小さな習慣が一つ増えたという事実は、思っていた以上に気持ちを軽くしてくれました。
うまくいかなかったこと
正直に書いておくと、失敗もありました。
買った初日は張り切って、水筒いっぱいに入れて出かけたものの、夜まで半分以上残っていたことがあります。仕事が忙しい日は、目の前に置いてあっても忘れてしまうのです。
また、洗うのをサボって数日放置したときは、「やっぱり面倒だな」と少し心が折れかけました。
そこで、ルールを小さく決めました。
- 完璧を目指さない(半分飲めれば合格)
- 洗うのは「帰宅したらすぐ」にする
- 朝、水筒に入れるところまでを「習慣」にする
「入れるところまでできれば、今日はOK」と思うと、ぐっと気がラクになりました。
水分補給は、がんばるものじゃなくていい
今回の経験で感じたのは、習慣は意志の強さより、環境で決まるということです。
水を飲めない自分を責める必要はなくて、飲みやすい環境を整えてあげるだけでいい。私にとっては、それが水筒でした。
ちなみに、必要な水分量は年齢や体格、活動量、季節によって人それぞれです。持病がある方や、医師から水分量の指示を受けている方は、自己判断せず、かかりつけの先生の指示を優先してくださいね。
まとめ
水を飲むのを忘れてしまう人が、水筒を買ってみた結果、
- 手の届く場所に置くだけで、自然と飲む回数が増えた
- 続けるコツは「洗いやすさ」「保冷・保温」「持ちやすさ」
- 完璧を目指さず、「入れるところまで」できればOKにした
- 習慣は、意志より環境で変わる
という、なんともささやかな、でも確かな変化がありました。
もし今、「気づくと一日水を飲んでいなかった」という方がいたら、まずはお気に入りの水筒を一本、デスクの横に置いてみてください。
あなたの一日が、ほんの少しだけ潤いますように。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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