でも、本当のところは、自分でもよくわからない日があります。
体がものすごく悪いわけではない。
熱があるわけでもない。
寝込むほどではない。
それなのに、なんとなく重い。
気持ちが前に進まない。
やることはあるのに、動き出すまでに時間がかかる。
そういう日も、たぶん「元気がない日」なのだと思います。
元気という言葉は、思っているより難しいです。
笑っているから元気とは限らない。
普通に仕事や家事をしているから元気とも限らない。
誰かと話せているから大丈夫、とも言い切れません。
人は意外と、少し無理をしながら普通の顔をして過ごせてしまいます。
だからこそ、自分の小さな変化に気づくことは大事なのかもしれません。
朝起きたとき、体がいつもより重い。
好きなものを見ても、あまり気持ちが動かない。
人の言葉が、いつもより強く刺さる。
何もしていないのに、なぜか疲れている。
そういう小さなサインは、体や心が出している静かな合図なのだと思います。
元気になるために、特別なことをしなければいけないと思うと、それだけで疲れてしまいます。
運動しなきゃ。
ちゃんと食べなきゃ。
早く寝なきゃ。
前向きにならなきゃ。
どれも大切なことですが、「しなきゃ」が増えすぎると、元気になる前に心が息切れします。
だから、まずは小さなことでいいのだと思います。
水を一杯飲む。
窓を少し開ける。
スマホを少し置く。
深く息を吐く。
今日はここまででいい、と自分に言う。
それくらいの小さなことで、少しだけ体の力が抜けることがあります。
元気は、いきなり満タンになるものではないのかもしれません。
少し休んで、少し食べて、少し眠って、少し笑って。
そうやって、気づかないくらいゆっくり戻ってくるものなのだと思います。
もちろん、ずっとつらい状態が続くなら、誰かに相談したり、病院に行ったりすることも大切です。
我慢できているから大丈夫、とは限りません。
本当にしんどいときほど、人は「まだ大丈夫」と言ってしまうことがあります。
元気でいることは、簡単そうに見えて、実は意外とむずかしいです。
毎日同じ体調ではないし、毎日同じ心でもありません。
昨日できたことが、今日できない日もあります。
でも、それは弱いからではなく、人間だからなのだと思います。
元気が出ない日は、無理に明るくならなくてもいい。
少し静かにして、少し自分を休ませて、また動ける時を待てばいい。
元気とは、ずっと走り続けることではなく、自分の状態に気づきながら、止まることも許せることなのかもしれません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
PR
よろしければ、
のぞいてみてください