スマホに入れている健康アプリを、ふと久しぶりに開いてみました。
歩数、睡眠時間、体重、水分量。毎日なんとなく記録されているのに、まとめて眺めることはほとんどありません。せっかくなので、ここ1か月ぶんをゆっくり見返してみたのですが、思っていた以上にいろいろな発見がありました。
数字は、思っていたより正直だった
まず驚いたのは、「自分の感覚」と「記録」がけっこうズレていたことです。
「最近よく歩いている気がする」と思っていたのに、グラフを見ると平日は思ったほど伸びていません。逆に、「最近あまり寝られていない」と感じていた週は、睡眠時間そのものは悪くなく、寝る時間がバラバラになっていただけでした。
人の感覚は、そのときの気分や疲れ具合にかなり左右されるのだと思います。記録は、その日の気分に関係なく淡々と残っていて、ちょっと冷静になれる材料をくれました。
良い日より、崩れた日のほうが分かりやすい
グラフを眺めていて面白かったのは、調子のいい日よりも、崩れた日のほうが理由を思い出しやすいことでした。
歩数がガクッと減った日は、雨だったり、一日中パソコンの前にいた日。睡眠が短かった日の前日は、夜更かしをしていた日。数字の「谷」の部分に、その日の出来事がちゃんと紐づいているんですね。
つまり、記録は「頑張ったかどうか」を採点するものというより、「自分の生活のクセ」を教えてくれるものなのかもしれません。
週末にだけ、リズムがガラッと変わる
もうひとつ気づいたのが、平日と休日の違いです。
平日は起きる時間も歩く量もほぼ一定なのに、休日になると睡眠のリズムも活動量も大きく変わっていました。寝だめをしたつもりが、月曜の朝に少しだるい理由も、なんとなく見えてきます。
別に休日を平日と同じにしなくてもいいのですが、「だるいのは気のせいではなかった」と分かるだけで、気持ちが少し楽になりました。
記録を見て、責めない
ここで大事だなと思ったのが、記録を見て自分を責めないことです。
数字が悪いと、つい「ダメだなあ」と思ってしまいがちです。でも、健康アプリの記録は成績表ではありません。あくまで、今の自分の生活を映した「鏡」のようなもの。鏡を見て「今日は髪が跳ねてるな」と思うくらいの軽さで、「今週は歩けてないな」と受け止めるのがちょうどいい気がします。
小さな工夫なら、続けられる
記録を見返して、今回やってみようと思ったことは、とても小さなことです。
- 寝る時間だけ、なるべく揃えてみる
- 夕方に、ちょっと遠回りして帰ってみる
- 水分を、午前中に一杯多めに飲んでみる
大きな目標を立てるより、「これならできそう」と思えることを一つ決めるほうが、結果的に長く続くように感じます。
まとめ
健康アプリの記録を眺めて、いちばん感じたのは、数字は自分を責めるためではなく、自分を知るためにあるということでした。
毎日の記録は、地味ですが、積み重なると「自分だけの生活の地図」になります。久しぶりにアプリを開いてみたら、いまの自分にちょうどいいヒントが見つかるかもしれません。
もしこの記事を読んで気になった方は、ぜひ一度、ご自身の記録をゆっくり眺めてみてください。