ちゃんと寝たはずなのに、朝から体が重い。
別に徹夜したわけでもない。
無理をしたつもりもない。
昨日だって、早めに横になった。
それなのに、目が覚めた瞬間から、もう疲れている。
「なんで?」と思う。
ちゃんと休んでるつもりなのに、体の奥に疲れが残っている。
頭もすっきりしない。
気持ちも少しだけ重い。
こういう日は、休んでいないのではなく、休み方が足りていないのかもしれない。
体は横になっていても、頭の中はずっと動いている。
明日のこと。
やらないといけないこと。
過去の失敗。
人に言われた言葉。
なんとなく不安な未来。
布団の中にいるのに、心だけはずっと働いている。
スマホを見ながら休んでいるつもりでも、目は光を追い、頭は情報を受け取り続けている。
動画を見て、SNSを見て、ニュースを見て、気づけば心がまた忙しくなっている。
休んでいるようで、実は静かになれていない。
疲れというのは、体だけにたまるものではないと思う。
気をつかいすぎた日。
考えすぎた日。
言いたいことを飲み込んだ日。
自分を責めた日。
そういう小さな疲れが、見えないところに積もっていく。
だから、寝れば全部回復するとは限らない。
本当に必要なのは、ただ横になることだけではなく、何もしなくていい時間なのかもしれない。
頑張らなくていい。
返事を急がなくていい。
何かを見なくてもいい。
誰かと比べなくてもいい。
ただ、ぼんやりする。
あたたかい飲み物を飲む。
窓の外を見る。
深く息をする。
少しだけ目を閉じる。
そんな時間を、休みとして数えてもいいと思う。
疲れている自分に対して、もっと頑張れと言うよりも、まずは「疲れてるんだな」と気づいてあげたい。
ちゃんと休んでるつもりなのに疲れている日は、自分が弱いわけではない。
怠けているわけでもない。
たぶん、心と体が静かに教えてくれている。
もう少し、やさしい休み方をしてほしい。
もう少し、何もしない時間を作ってほしい。
もう少し、自分を急がせないでほしい。
休むことは、サボることではない。
明日をちゃんと生きるために、今日の自分を守ることだと思う。
だから今日は、疲れている理由を無理に探さなくてもいい。
ただ、いつもより少しだけ早く横になる。
スマホを少し遠くに置く。
あたたかいものを飲む。
深く息をして、体の力を抜く。
それだけでも、休むことは始まっている。
ちゃんと休んでるつもりなのに疲れてる。
そんな日があってもいい。
その日はきっと、もっと静かに休む合図なのだと思う。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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