2026年2月12日木曜日

うつ病的な朝

目覚ましが鳴る前に
世界はもう灰色に染まっていた。
カーテンの隙間から差す光も
今日はただ冷たく、遠い。

コーヒーの香りも
昨日の笑い声も
心の奥には届かない。
呼吸だけが、ただ機械のように動く。

小さな窓の外で
鳥が羽ばたく音に気づくが
手を伸ばしても
届かない。

それでも
一瞬、目を閉じてみる。
深い闇の中で
ほんの微かな光を探すように。

今日という日を
まだ始められるかもしれない
という、
小さな希望を抱きながら。

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