「どうしてこんなに疲れるんだろう」
朝起きた瞬間から、すでに少し疲れている。
仕事をして、家のことをして、スマホを見て、誰かと話して、それだけなのに一日が終わるころには何もしたくなくなる。
そんな日が続くと、自分は体力がないのかなと思ってしまいます。
もっと頑張れる人はいる。
もっと忙しい人もいる。
それなのに、自分はすぐ疲れてしまう。
そんな自分に対して、つい「言い訳」を探したくなることがあります。
でも、疲れることは本当に言い訳なのでしょうか。
疲れやすい自分を責めなくてもいい
人生には、目に見えない疲れがあります。
仕事の疲れだけではありません。
人間関係で気を使ったり、将来のことを考えたり、スマホから大量の情報を受け取ったり。
何もしていないように見える日でも、頭の中ではずっと何かを考えていることがあります。
だから、「今日は何もしていないのに疲れた」という日があっても不思議ではありません。
厚生労働省も、休養には単に身体を休めるだけではなく、心身の疲労を回復し、明日に向かう力を養う意味があるとしています。
休むことは、何かをサボることとは違います。
「疲れたから休む」でいい
私たちは、ときどき休むための理由を探してしまいます。
今日は仕事を頑張ったから。
用事がたくさんあったから。
昨日あまり寝ていないから。
そういう理由がないと、休んではいけないような気がする。
でも、本当は「疲れたから休む」で十分なのかもしれません。
疲労を感じているなら、それ自体が休む理由になります。
むしろ疲れを無視して動き続けるほうが、あとから大きな負担になることもあります。
睡眠不足は疲労感だけでなく、注意力や判断力などにも影響すると厚生労働省は説明しています。
人生は毎日全力で走るものではない
人生をマラソンに例えることがあります。
でも、実際の人生は、ずっと同じ速度で走り続けるマラソンとは少し違う気がします。
走る日もあれば、歩く日もある。
立ち止まる日もある。
何もしたくなくて、ベンチに座っている日があってもいい。
昨日できたことが、今日はできない。
それも人生です。
体調や環境によって、使えるエネルギーは毎日違います。
だから「昨日の自分」と「今日の自分」を同じ基準で比べなくてもいいのだと思います。
疲れやすい人生にも、それなりの理由がある
年齢、睡眠、仕事、生活リズム、ストレス、運動不足など、疲れにはさまざまな要因があります。
そして、疲れが長く続く場合には、単なる疲労だと思い込まないことも大切です。
厚生労働省には、働く人が自分の疲労の蓄積度を確認できるチェックリストもあります。
「自分は根性がないだけだ」と決めつける前に、自分の生活を少し振り返ってみる。
それだけでも、自分を責める気持ちは少し変わるかもしれません。
言い訳してもいい人生
「今日は疲れたから、もう寝よう」
「今日は何もしたくないから休もう」
「今週は頑張ったから、週末はゆっくりしよう」
そんな言い訳があってもいい。
むしろ、自分の疲れに気づくための言葉として考えてみてもいいのかもしれません。
人生には、頑張ることだけではなく、回復することも必要です。
何かを成し遂げる日だけが価値のある一日ではありません。
何もしないで体を休めた一日も、明日を迎えるためには大切な一日です。
疲れやすい自分と仲良くなる
「もっと頑張らなければ」と思うほど、自分の疲れを無視してしまいます。
でも、
「自分は疲れやすいのかもしれない」
と認めてしまえば、少し生き方が変わるかもしれません。
早めに休む。
予定を詰め込みすぎない。
眠れるときには眠る。
何もしたくない日は、最低限だけで終わらせる。
そうやって自分のエネルギーに合わせて暮らしていく。
それは人生から逃げることではありません。
自分の人生を長く続けていくための調整です。
疲れやすい人生なら、疲れやすいなりの生き方があっていい。
今日の自分に必要なのが「もう少し頑張ること」ではなく「もう少し休むこと」なら、堂々と休んでいい。
そして明日、少し元気になったら、また自分のペースで歩けばいい。
人生は、いつも元気でいる必要はありません。
「疲れたから今日は休む」。
そんな小さな言い訳くらい、自分に許してあげてもいいのだと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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