健康のために何かを始めようと思うことは、意外と多い。
もう少し歩こう。
野菜を食べよう。
早く寝よう。
水をしっかり飲もう。
運動をしよう。
始める前は、どれも簡単そうに見える。
ところが、実際に始めてみると続かない。
最初の数日は「今度こそ健康になるぞ」と思っているのに、仕事や用事が重なったり、疲れていたりすると、いつの間にか元の生活に戻っている。
そして数日後には、健康のために何かを始めたことすら忘れている。
体にいいことは、なぜこんなに続かないのだろう。
たぶん、健康にいいことそのものが難しいというより、毎日の生活に新しい習慣を追加することが難しいのだと思う。
毎日忙しいところに「毎日30分運動する」という予定を追加すれば、それだけで負担になる。
「毎日自炊する」と決めても、疲れた日は料理をする気力が残っていない。
「夜はスマホを見ない」と決めても、布団に入ってから少しだけ見たくなる。
健康のために頑張ろうとするほど、できなかった日の罪悪感まで大きくなる。
だから最近は、最初から完璧を目指さないほうがいいのではないかと思う。
10分歩けたら十分。
野菜を一品増やせたら十分。
いつもより少し早く寝られたら十分。
疲れた日は何もしなくてもいい。
そんなくらいでいい。
健康というものは、一日で完成するものではない。
今日だけ完璧な生活をするよりも、無理なく続けられる小さなことを何度も繰り返すほうが、長い目で見ると大切なのかもしれない。
そして、続かなかったからといって、全部失敗したわけでもない。
一度やってみたことで、自分には何が続かないのかが分かる。
朝の運動は無理だったけれど、夜の散歩ならできる。
毎日自炊は無理だけれど、簡単なものなら作れる。
早寝は難しいけれど、寝る前にスマホを見る時間を少し短くすることはできる。
健康習慣は、自分に合わせて何度でも作り直せばいい。
「体にいいことを続けなければ」と考えすぎると、それ自体が疲れてしまう。
だから、できる日に少しやる。
できない日は休む。
また気が向いたら始める。
そのくらいの気楽さでも、健康について考える時間がなくなるよりはずっといい。
体にいいことは、だいたい続かない。
でも、続かなかった自分を責める必要もない。
三日坊主を何度も繰り返しているうちに、いつの間にか習慣になっていることだってある。
健康は、完璧な人だけのものではない。
今日できる小さなことを、ひとつだけやってみる。
それくらいから始めてもいいのだと思う。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
PR
よろしければ、
のぞいてみてください
0 件のコメント:
コメントを投稿