忙しい日が続くと、「今日は休もう」と思うことがあります。
ところが、いざ時間ができると、何をしていいのかわからない。
スマートフォンを眺めたり、動画を見たり、仕事のことを考えたりしているうちに、気がつけば一日が終わっている。
休んだはずなのに、あまり休んだ感じがしない。
そんな経験はないでしょうか。
休むことは、何もしないことだけではありません。
厚生労働省では「休養」には、疲労を回復させる「休む」ことと、明日に向けて心身を整える「養う」ことの両面があるとしています。睡眠や余暇も、健康を保つための大切な要素です。
だから、休日に予定を全部なくせば、それだけで十分な休養になるとは限らないのかもしれません。
自分にとって何をすると疲れが取れるのか。
何をすると気持ちが落ち着くのか。
そこを少しずつ知っていくことも、休み方の一つなのだと思います。
例えば、朝に少し外へ出てみる。
温かいものをゆっくり食べる。
好きな音楽を聴く。
昼寝をする。
何も考えずに散歩する。
早めに布団へ入る。
特別なことをしなくてもいい。
「今日はこれ以上頑張らない」と決めるだけでも、休むきっかけになります。
特に睡眠は、休養を考えるうえで無視できません。
厚生労働省も、睡眠の量だけではなく、睡眠によって休養がとれているという感覚にも注目しています。
疲れているときほど、「もっと頑張らないと」と考えてしまう人もいます。
でも、本当に必要なのは頑張ることではなく、一度立ち止まることなのかもしれません。
休むことに罪悪感を持つ必要はありません。
何かを成し遂げるためだけに毎日を過ごしていると、心も体もどこかで疲れてしまいます。
休むことも生活の一部。
眠ることも、何もしない時間をつくることも、自分の好きなことをすることも、明日を迎えるための準備です。
休み方がわからないなら、最初から完璧な休養を目指さなくてもいい。
「今日は少しゆっくりする」
それくらいから始めてもいいのだと思います。
そして、休んでも疲れが取れない状態や、眠りの問題が長く続いている場合は、「ただ疲れているだけ」と決めつけず、医療機関などに相談することも大切です。
頑張る方法だけではなく、休む方法も少しずつ覚えていく。
それも健康的な暮らしをつくるための、大切な習慣なのかもしれません。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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