「元気ですね」と言われる人を見ると、ふと思うことがあります。
そもそも、元気って何を基準にしているんだろう。
朝からすっきり起きられること。
疲れていても一晩眠れば回復すること。
毎日仕事や家事をこなせること。
休日に出かける体力があること。
たしかに、こういう状態を「元気」と呼ぶことはできます。
でも、人によって体力も生活環境も違います。
昨日まで普通にできていたことが、今日は妙に疲れることもある。
周りの人なら簡単にできることに、時間がかかることもある。
だから、「あの人は元気なのに、自分はどうしてこんなに疲れるんだろう」と比べ始めると、健康の問題がいつの間にか自分へのダメ出しになってしまいます。
元気の標準値なんて、本当はかなり曖昧なのかもしれません。
朝から絶好調じゃなくてもいい。
仕事を終えたらぐったりしてもいい。
休日は外に出ず、家でゆっくりしたっていい。
以前より疲れやすくなった自分に気づいたら、それを「怠けている」と決めつけず、今の自分の状態として見てあげてもいい。
大切なのは、誰かの元気を基準にすることではなく、自分にとって無理のない状態を知っておくことなのだと思います。
もちろん、いつもと違う強い不調や長く続く症状があるなら、「自分はこういう体質だから」と片づけず、医療機関に相談することも大切です。
元気には、たぶん全国共通の合格ラインなんてありません。
昨日の自分より少し楽に起きられた。
今日は無理をせず休めた。
ちゃんと食事をして眠ることができた。
そんな小さな変化も、十分に健康の一部です。
「元気って、誰が標準なんですか?」
そう考えてみると、他人と比べて落ち込む必要が少しだけ減る気がします。
自分の体は、自分の生活を生きるためのもの。
誰かの標準に合わせるより、自分の変化に気づいてあげること。
それも、健康を考えるうえで大切なことなのかもしれません。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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