健康のために何かを始めようと思う。
運動をしよう。
早く寝よう。
野菜を食べよう。
水をたくさん飲もう。
毎日歩こう。
こうやって並べてみると、どれも正しそうに見える。
でも、問題は「続くのか」ということだ。
健康にいいことを始めるたびに、最初だけ妙に張り切ってしまう。
今日は歩いた。
昨日より早く寝た。
食事にも気をつけた。
そして数日後には、いつもの生活に戻っている。
健康法というのは、始めることよりも、無理なく続けることのほうが難しいのかもしれない。
だから最近は、「もっと頑張らなければ」と考えるより、「頑張らなくてもできることは何だろう」と考えるようになった。
たとえば、完璧な運動を目指すのではなく、少し歩く。
毎日理想的な食事を作るのではなく、食べられるときに少しだけバランスを意識する。
睡眠についても、「絶対に何時までに寝る」と自分を追い込むより、少しでも眠りやすい環境を作る。
健康のために頑張りすぎて疲れてしまったら、それもなんだか本末転倒だ。
健康とは、毎日自分を鍛え上げることだけではない。
疲れた日は休む。
調子が悪い日は無理をしない。
できなかった日は、また次の日に戻ればいい。
そんな小さな積み重ねでもいいのだと思う。
ただ、「がんばらない健康法」を探すこと自体に、ものすごく頑張っている。
健康情報を調べて、方法を比較して、自分に合いそうなものを探している。
これでは「楽をするために努力する」という、少し不思議な状態だ。
それでも、以前よりはいい。
何でも完璧にやろうとするより、自分の生活の中で無理なく続けられるものを一つ見つける。
それだけでも十分なのかもしれない。
健康は、短期間で完成させるものではない。
今日できることを少しやって、できないことは明日に回す。
そんなくらいの距離感で、自分の体と付き合っていきたい。
結局のところ、がんばらない健康法を探すために頑張ってしまう。
でも、そのうち「もう少し適当でいいか」と思えるようになったら、それが一番の健康法なのかもしれない。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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