2026年10月17日土曜日

運動が続かない人の、続かない理由を責めない話

 「今日こそ走ろう」と思って、ランニングシューズを玄関に出したのは、いつだったでしょうか。

そのまま三日が過ぎて、シューズは玄関の端っこで静かに待っている。そんな経験、ありませんか。

先に言っておきます。運動が続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。

続かないのは、ごく普通のこと

新しいことを始めるとき、人はだいたい「やる気が一番高い日」を基準に計画を立てます。

最初の日は、気分も体も元気です。だから「毎日30分」「週5回」といった、ちょっと立派な目標ができあがります。

でも、現実の毎日は、仕事で疲れた日も、雨の日も、ただ眠い日もあります。やる気が一番高い日に合わせた計画が、そのまま続くほうが不思議なくらいです。

続かない理由は、だいたい「計画のほう」にある

運動が止まってしまう理由を並べてみると、実はこんなものが多いのではないでしょうか。

  • 始めるまでの準備が多い(着替える、移動する、道具を探す)
  • 最初から頑張りすぎて、疲れが残ってしまう
  • 一度休んだら「もうダメだ」と感じてしまう
  • 楽しくない

こうして見ると、性格の問題というより、やり方が今の生活に合っていなかっただけ、というものばかりです。

特に三つ目の「一度休んだらもうダメだ」という気持ちは、じわじわ効いてきます。

二日休んだだけなのに、「ほら、やっぱり続かなかった」と自分に言ってしまう。この一言が、一番運動から遠ざけているのかもしれません。

「ゼロか100か」をやめてみる

続けるコツとしてよく言われるのが、ハードルを下げることです。

たとえば、こんな感じです。

  • 1日30分ではなく、1分だけ体を動かす
  • ジムに行くのではなく、テレビを見ながら足首を回す
  • 運動の日ではなく、「エレベーターを一回やめた日」でも合格にする

「そんなの意味あるの?」と思うかもしれません。

でも、1分でも動いた日は、「今日は何もしなかった日」ではなく「少しやった日」になります。この違いは、気持ちの面でけっこう大きいです。

休んだ日も、ちゃんと「続いている」

運動を続けている人は、毎日欠かさずやっている人だけではありません。

休んでも、また戻ってくる人も、続けている人です。

三日空いたら、四日目に1分動けばいい。一ヶ月空いたら、その翌日に少し歩けばいい。戻ってきた時点で、もう「再開」です。やり直しではなく、続きです。

今日のあなたへ

運動が続かなくても、あなたの価値は何も変わりません。

シューズが玄関で待っているなら、今日はそれを一度、履いてみるだけでもいいと思います。外に出なくても大丈夫です。

責めるのをやめると、不思議と体は動きやすくなります。

まずは、いまの自分に合うサイズの一歩から。のんびり付き合っていきましょう。


ここまで読んで頂き、ありがとうございます

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