「また三日坊主だった……」
腹筋、早起き、ストレッチ、食事の記録。気合を入れて始めたはずなのに、気づけば四日目にはやめている。そのたびに、ちょっと自分が情けなくなる。
そんな経験、ありませんか? 私はあります。それも、一度や二度ではありません。
でもある日ふと思いました。三日坊主って、そんなに悪いことなんだろうか?
「三日坊主」という言葉の、ちょっと意地悪なところ
三日坊主という言葉には、「根気がない」「意志が弱い」というニュアンスがついてきます。
ただ、よく考えてみると、三日はちゃんとやっているんですよね。
何もしなかった人は、三日坊主にすらなれません。「やってみよう」と思って、実際に体を動かして、三日間は続けた。それだけでも、ゼロの日々とは確実に違います。
そう考えると、三日坊主は「失敗」というより、**「始められた証拠」**なのかもしれません。
続かなかったのには、理由がある
三日で終わったとき、私たちはつい「自分の意志が弱いから」と考えがちです。でも、実際はこんな理由のほうが多い気がします。
- 最初から目標が高すぎた(毎日1時間走る、など)
- 生活リズムに合っていなかった
- やっていて、あまり楽しくなかった
- 疲れている日に無理をしてしまった
つまり、やり方がその人に合っていなかっただけということも多いのです。意志の問題ではなく、設計の問題。そう思えたら、少し肩の力が抜けませんか。
三日坊主を、何回でも繰り返してみる
ここで、私が気に入っている考え方があります。
「三日坊主を、十回繰り返せば三十日になる」
三日やって、やめる。しばらくしてまた三日やる。これを繰り返せば、合計ではちゃんと積み上がっていきます。
「毎日欠かさず続けなければ意味がない」と思うと、一回途切れた時点で全部が台無しに感じてしまいます。でも、途切れても、また始めればいい。やめることより、「もうダメだ」と諦めてしまうことのほうが、続かない原因になりやすいように感じます。
続けやすくするための、ささやかな工夫
とはいえ、せっかくなら少しでも長く続いてほしい。そんなときに、気軽に試せる工夫をいくつか挙げてみます。
- ハードルを下げる:腹筋30回ではなく、まず3回。歩くのは30分ではなく、玄関を出て1分だけ。
- すでにある習慣にくっつける:歯みがきのあとにストレッチ、お湯を沸かす間にスクワット、など。
- できた日に、小さく丸をつける:カレンダーに丸をつけるだけでも、意外と嬉しいものです。
- 休んでも、自分を責めない:休んだ日の次の日に、また軽くやればOK。
どれも「頑張る」ための方法ではなく、「頑張らなくても続く」ための工夫です。
三日坊主は、悪いことじゃない
いろいろ考えてみて、私なりにたどり着いた結論はこうです。
三日坊主は、悪いことではありません。
始めたこと自体が立派で、三日続いたことにも意味があって、やめてしまっても、また始められる。その繰り返しの中で、自分に合うやり方が少しずつ見つかっていくのだと思います。
もし今、「どうせ自分は続かないし」と落ち込んでいる人がいたら、ぜひ思い出してみてください。
あなたは、ちゃんと「始めた」人です。
今日もし、何か新しいことを始めてみたくなったら、ほんの小さな一歩から、気楽にいきましょう。三日で終わっても、それはそれで、大丈夫ですから。
0 件のコメント:
コメントを投稿