2026年10月5日月曜日

「健康にいい」と言われるものを、全部やったら一日は何時間必要なのか

 ふと、思ってしまったんです。

テレビでも、SNSでも、本屋さんでも、毎日どこかで「これは健康にいい」という話を目にします。そのたびに「なるほど、やってみようかな」と思う。でも、思うだけで終わっていることがほとんどです。

そこで今日は、「健康にいい」と言われるものを全部やったら、一日は何時間必要なのかを、真面目に計算してみることにしました。

あくまで一般的によく言われる目安をもとにした、ゆるい試算です。一緒に電卓を叩くつもりで読んでみてください。

まずは、基本の「睡眠」から

健康の土台といえば、やはり睡眠です。一般的には、大人で7〜8時間の睡眠が目安と言われています。

ここで早くも、一日の約3分の1が消えました。

24時間 − 7.5時間 = 残り16.5時間

まだ何もしていないのに、もう持ち時間が減っています。でも、ここは削れない部分ですよね。続けましょう。

食事は、「よく噛んで」「ゆっくり」が基本

食事も大切です。「ひと口30回噛みましょう」とよく言われますが、これを守ると、一食あたり30分前後かかることもあるようです。

朝・昼・晩の三食で、合計1.5時間。

さらに、バランスのいい食事を用意するには、買い物や調理の時間も必要です。ここでは控えめに、一日あたり1時間としておきます。

残り:16.5 − 1.5 − 1 = 14時間

運動は、有酸素運動と筋トレの両方が理想

運動の目安として、よく挙げられるのは次のようなものです。

  • ウォーキングなどの有酸素運動:30分
  • 筋トレ:20〜30分
  • ストレッチ:10〜15分

合計すると、約1時間15分ほど。

「一日1万歩」を目指すなら、歩く時間はさらに増えます。ここでは運動全体をざっくり1.5時間としておきましょう。

残り:14 − 1.5 = 12.5時間

水を飲む、歯を磨く、お風呂に浸かる

次は、毎日の小さな習慣です。

  • こまめな水分補給:合計5分ほど(飲む行為そのものは短くても、地味に回数が多い)
  • 丁寧な歯磨き(デンタルフロス込み):10分ほど
  • 湯船にゆっくり浸かる:20〜30分ほど
  • スキンケアや日焼け止めなどのケア:10分ほど

合計で約1時間。

残り:12.5 − 1 = 11.5時間

瞑想、日記、深呼吸……心のケアも欠かせない

心の健康も、もちろん大切です。

  • 瞑想やマインドフルネス:10〜15分
  • 日記を書く:10分
  • 感謝を思い浮かべる時間:5分
  • 深呼吸やリラックスの時間:10分

合計で約40分。

残り:11.5 − 0.7 ≒ 10.8時間

日光を浴びる、人と話す、趣味を楽しむ

「朝の日光を浴びる」「人と会話をする」「好きなことをする時間を持つ」。これらも、よく健康にいいと言われます。

  • 朝の日光浴:15分
  • 人との会話や交流:30分
  • 趣味の時間:1時間

合計で約1.75時間。

残り:10.8 − 1.75 ≒ 9時間

気づいたら、残り9時間

ここまでで、一日の残りは約9時間になりました。

でも、ここで大事なことを思い出しました。

仕事や学校、通勤、家事、洗濯、お風呂の準備……

これらがまだ入っていません。

仮に、仕事と通勤で9〜10時間かかるとしたら、もう残りはほぼゼロです。

つまり計算すると、「健康にいいこと」を全部やるには、一日はだいたい30時間以上必要という結論になりました。

……一日は24時間です。足りません。

全部やろうとすると、逆に不健康になるかもしれない

ここまで計算して、思ったことがあります。

「健康のために」と時間に追われ、睡眠を削って、焦って、疲れてしまう。

それは、なんだか本末転倒です。

「健康にいい」と言われることは、どれも間違いではないのだと思います。ただ、それを全部、毎日、完璧にやる必要は、きっとないのでしょう。

現実的な落としどころを考えてみた

私なりに考えた、「ちょうどいい健康習慣」はこんな感じです。

  1. 睡眠だけは、しっかり確保する
  2. 歩く時間を、少しだけ増やす
  3. 水を、思い出したときに飲む
  4. 「今日はこれだけできた」と、ひとつだけ数える

たったこれだけでも、一日の流れは少し変わる気がします。

大切なのは、「全部やること」ではなく、「続けられるものをひとつ選ぶこと」。そして、できなかった日があっても、自分を責めすぎないこと。

おわりに

「健康にいいこと」を全部やる計算をしてみたら、一日は足りませんでした。

でも、その計算のおかげで、肩の力が少し抜けた気がします。

あなたの今日の「ひとつ」は、何にしますか?

階段を一段多く上るでも、白湯をひと口飲むでも、いつもより5分早く布団に入るでも、なんでも大丈夫です。その小さな「ひとつ」が、きっと明日の自分を少しだけ軽くしてくれます。

なお、ここでの時間はあくまで目安を使った試算です。体調や持病、生活環境は人それぞれですので、気になることがあるときは、かかりつけの医師などに相談してみてくださいね。


ここまで読んで頂き、ありがとうございます

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