ふと、思ってしまったんです。
テレビでも、SNSでも、本屋さんでも、毎日どこかで「これは健康にいい」という話を目にします。そのたびに「なるほど、やってみようかな」と思う。でも、思うだけで終わっていることがほとんどです。
そこで今日は、「健康にいい」と言われるものを全部やったら、一日は何時間必要なのかを、真面目に計算してみることにしました。
あくまで一般的によく言われる目安をもとにした、ゆるい試算です。一緒に電卓を叩くつもりで読んでみてください。
まずは、基本の「睡眠」から
健康の土台といえば、やはり睡眠です。一般的には、大人で7〜8時間の睡眠が目安と言われています。
ここで早くも、一日の約3分の1が消えました。
24時間 − 7.5時間 = 残り16.5時間
まだ何もしていないのに、もう持ち時間が減っています。でも、ここは削れない部分ですよね。続けましょう。
食事は、「よく噛んで」「ゆっくり」が基本
食事も大切です。「ひと口30回噛みましょう」とよく言われますが、これを守ると、一食あたり30分前後かかることもあるようです。
朝・昼・晩の三食で、合計1.5時間。
さらに、バランスのいい食事を用意するには、買い物や調理の時間も必要です。ここでは控えめに、一日あたり1時間としておきます。
残り:16.5 − 1.5 − 1 = 14時間
運動は、有酸素運動と筋トレの両方が理想
運動の目安として、よく挙げられるのは次のようなものです。
- ウォーキングなどの有酸素運動:30分
- 筋トレ:20〜30分
- ストレッチ:10〜15分
合計すると、約1時間15分ほど。
「一日1万歩」を目指すなら、歩く時間はさらに増えます。ここでは運動全体をざっくり1.5時間としておきましょう。
残り:14 − 1.5 = 12.5時間
水を飲む、歯を磨く、お風呂に浸かる
次は、毎日の小さな習慣です。
- こまめな水分補給:合計5分ほど(飲む行為そのものは短くても、地味に回数が多い)
- 丁寧な歯磨き(デンタルフロス込み):10分ほど
- 湯船にゆっくり浸かる:20〜30分ほど
- スキンケアや日焼け止めなどのケア:10分ほど
合計で約1時間。
残り:12.5 − 1 = 11.5時間
瞑想、日記、深呼吸……心のケアも欠かせない
心の健康も、もちろん大切です。
- 瞑想やマインドフルネス:10〜15分
- 日記を書く:10分
- 感謝を思い浮かべる時間:5分
- 深呼吸やリラックスの時間:10分
合計で約40分。
残り:11.5 − 0.7 ≒ 10.8時間
日光を浴びる、人と話す、趣味を楽しむ
「朝の日光を浴びる」「人と会話をする」「好きなことをする時間を持つ」。これらも、よく健康にいいと言われます。
- 朝の日光浴:15分
- 人との会話や交流:30分
- 趣味の時間:1時間
合計で約1.75時間。
残り:10.8 − 1.75 ≒ 9時間
気づいたら、残り9時間
ここまでで、一日の残りは約9時間になりました。
でも、ここで大事なことを思い出しました。
仕事や学校、通勤、家事、洗濯、お風呂の準備……
これらがまだ入っていません。
仮に、仕事と通勤で9〜10時間かかるとしたら、もう残りはほぼゼロです。
つまり計算すると、「健康にいいこと」を全部やるには、一日はだいたい30時間以上必要という結論になりました。
……一日は24時間です。足りません。
全部やろうとすると、逆に不健康になるかもしれない
ここまで計算して、思ったことがあります。
「健康のために」と時間に追われ、睡眠を削って、焦って、疲れてしまう。
それは、なんだか本末転倒です。
「健康にいい」と言われることは、どれも間違いではないのだと思います。ただ、それを全部、毎日、完璧にやる必要は、きっとないのでしょう。
現実的な落としどころを考えてみた
私なりに考えた、「ちょうどいい健康習慣」はこんな感じです。
- 睡眠だけは、しっかり確保する
- 歩く時間を、少しだけ増やす
- 水を、思い出したときに飲む
- 「今日はこれだけできた」と、ひとつだけ数える
たったこれだけでも、一日の流れは少し変わる気がします。
大切なのは、「全部やること」ではなく、「続けられるものをひとつ選ぶこと」。そして、できなかった日があっても、自分を責めすぎないこと。
おわりに
「健康にいいこと」を全部やる計算をしてみたら、一日は足りませんでした。
でも、その計算のおかげで、肩の力が少し抜けた気がします。
あなたの今日の「ひとつ」は、何にしますか?
階段を一段多く上るでも、白湯をひと口飲むでも、いつもより5分早く布団に入るでも、なんでも大丈夫です。その小さな「ひとつ」が、きっと明日の自分を少しだけ軽くしてくれます。
なお、ここでの時間はあくまで目安を使った試算です。体調や持病、生活環境は人それぞれですので、気になることがあるときは、かかりつけの医師などに相談してみてくださいね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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