普通に一日を過ごしただけなのに、夜になるとものすごく疲れている。
朝はそれなりに元気だったはずなのに、気がつけば体が重い。
「今日はそんなに何もしていないのに」
そう思うことが、けっこうある。
たくさん歩いたわけでもない。
重い荷物を持ったわけでもない。
特別に忙しかったわけでもない。
それなのに、なぜか疲れている。
そして毎回、
「なんでこんなに疲れるんだろう」
と、自分でも少しびっくりする。
疲れというのは、目に見えないから難しい。
仕事を何時間したとか、何キロ歩いたとかなら、ある程度は分かる。
でも、考えごとをした時間や、気を使った時間、画面を見続けた時間、細かいことを我慢した時間まで含めると、一日の消耗量は意外と多いのかもしれない。
本人としては「何もしていない」つもりでも、体や頭はずっと働いている。
だから夜になって突然、
「もう無理だ」
となる。
しかも困るのは、疲れていることに気づくのが遅いことだ。
昼間は普通に動ける。
まだ大丈夫だと思っている。
もう少しできると思っている。
そして、そのまま一日を進めてしまう。
すると夜になって一気に反動が来る。
そこで初めて、
「今日、かなり疲れてたんだな」
と気づく。
毎回この繰り返しだ。
疲れない人になりたいと思うこともあるけれど、最近は少し考え方が変わってきた。
疲れること自体を悪いことにしなくてもいいのではないかと思う。
一日を普通に生きるだけでも、意外といろいろなことをしている。
起きる。
食べる。
働く。
考える。
人と話す。
スマホを見る。
移動する。
判断する。
ちょっと嫌なことがある。
それを忘れようとする。
また別のことを考える。
こうして並べてみると、何もしていない一日なんて、案外ない。
だから「こんなに疲れる自分はおかしい」と決めつけるより、
「今日はこれだけ消耗したんだな」
くらいに考えたほうが、少し気持ちが楽になる。
もちろん、疲れが長く続いたり、普段と明らかに違う強い疲労があったりする場合は、無理に我慢せず専門家に相談することも大切だ。
ただ、毎日のちょっとした疲れまで全部自分の弱さにしてしまう必要はないと思う。
疲れた日は、疲れたなりに過ごせばいい。
早く寝てもいい。
何もしない時間を作ってもいい。
予定を減らしてもいい。
「今日は頑張った」と、自分で認めてもいい。
それだけでも、次の日の感じ方が少し変わることがある。
それにしても、本当に毎回びっくりする。
「今日、そんなに疲れることしたっけ?」
と夜になって思う。
でも、よく考えてみれば、一日は思っている以上に長い。
そして人間は、思っている以上にいろいろなことを感じている。
疲れた理由が一つに決まっているとは限らない。
小さな疲れが一日分積み重なって、夜になって大きな疲れとして現れているだけなのかもしれない。
だから今日も、
「なんでこんなに疲れるんだろう」
と驚きながら、一日を終える。
そして明日は、もう少し自分の疲れに早く気づいてあげたい。
無理をしてから休むのではなく、
「ちょっと疲れたな」
と思ったところで、少し休む。
それくらいの生活でもいいのかもしれない。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
PR
よろしければ、
のぞいてみてください
0 件のコメント:
コメントを投稿